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ジャンル 政治学

カバー写真 グローバル時代のアジアの国際協力

児玉昌己・伊佐淳編
山下昭洋/藤村一郎/脇阪紀行/大矢野栄次/渡部恒雄/児玉昌己/松石達彦/小原江里香/伊佐淳/松下愛/佐々木拓雄著

定価2,530円/本体2,300円
四六判上製本/298ページ/ISBN978-4-7556-1307-4
2020年6月発行

日本とアジア関係の歴史を戦前まで遡り検証するとともに,21世紀における中国の強大化という顕著な特色を踏まえ,アジアと欧米の多様な視点から国際協力と地域連携の将来を考える。アジアの国際連携はグローバル化のなかでどうあるべきかを探り,アジアにおける平和と安定,そして繁栄をどのように築くかを考える。

第1章 戦前のアジアにおける日本人の移動/山下昭洋
第2章 戦前日本におけるアジア連帯論?吉野作造を中心に?/藤村一郎
第3章 インターネット時代のメディアと分断される社会/脇阪紀行
第4章 ポスト・グローバリズムと経済連携/大矢野栄次
第5章 米国の「自由で開かれたインド太平洋戦略」と日本の構想/渡部恒雄
第6章 EUの外交と21世紀の対中関係/児玉昌己
第7章 中国の投資主導経済が世界にもたらす影響/松石達彦
第8章 中国における都市化のゆくえ?「収縮都市」に着目して?/小原江里香
第9章 持続可能な開発目標(SDGs)とソーシャルビジネス?有限会社バンべンを事例として?/伊佐 淳
第10章 東南アジアの経済発展とサプライチェーンの変化?/松下愛
第11章 イスラームの宗教多元主義?アジア共同体のための一試論?/佐々木拓雄

編者紹介
児玉昌己(コダママサミ)
久留米大学法学部教授。 欧州大学院大学(ベルギー)行政学研究科修了。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学。法学博士(九州大学)。
専門は国際統合論,ヨーロッパ地域研究。
著書に『欧州議会と欧州統合』成文堂,『EU・ヨーロッパ統合の政治史』日本放送出版協会,『欧州統合の政治史?EU誕生の成功と苦悩?』芦書房などがある。

伊佐淳(イサアツシ)
久留米大学経済学部教授。 明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程満期退学。
専門は非営利組織論,地域活性化論。
著書に『市民参加のまちづくり』シリーズ(共編著)創成社,『文化経済学と地域創造?環境・経済・文化の統合?』新評論(共著),『NPOを考える(第2版)』創成社新書などがある。

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