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ジャンル 歴史小説

カバー写真 明日香を動かした男

坂戸直行著

定価1,650円/本体1,500円
四六判/340ページ/ISBN4-7556-1228-2

明日香の政界を縦横に動かすひとりの男。その活躍から古代史の真実が姿をあらわす。古代史ファン待望の歴史小説。
倭国の百済からの独立をもくろむ蘇我入鹿(鞍作)。これを阻止するために中大兄皇子(葛城皇子)と中臣鎌足(鎌子)は乙巳の変で入鹿を殺害,そして大化の改新へ。このような新解釈から本書ははじまる。様々な新解釈によって正史ではどこか不自然だった古代史がはじめて明快で筋の通った展開を見せることになる。たとえば,なぜ倭国は滅んだ百済のために唐に戦いを挑んだのか,「倭国」が一時消滅したというミステリー,天皇家はなぜ万世一系でなければならないのか,日本書紀編纂の舞台裏。そしてそのすべてに鎌足はかかわっていたのだ。「倭国」から「日本」への正史を超えた真実を白日のもとに曝そうという野心作。貴方はこの小説と正史のどちらを信じますか?

第1章 倭国独立計画
第2章 蹴   鞠
第3章 山背皇子襲撃
第4章 倭国・新羅協定
第5章 王の器
第6章 乙巳の変
第7章 大化の改新
第8章 百済支援政権樹立
第9章 武烈王の構想
第10章 神秘の女王
第11章 有間皇子の変
第12章 余王朝百済の崩壊
第13章 白村江の戦
第14章 倭国消滅
第15章 草薙剣盗難事件
第16章 粛清か革命か
第17章 壬申の乱
第18章 現 人 神
第19章 鎌子の声

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