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ジャンル 政治学

カバー写真 フランス投票時代の鳴動
−近代市民社会の政治参加−

永井良和著

定価2,940円/本体2,800円
四六判/269ページ/ISBN4-7556-1146-6

フランスは大革命を契機に投票の時代に入った。世襲されていた官職は選挙で選ばれ,国民が主権者となった。選挙はアンシアン・レジームとの訣別を象徴していた。ナポレオン時代,投票は民衆の支持をえるための手段となり,実質的意義を失ったが,人々は投票に出向いた。復古王政期,議会なしに王権は存続しえず,選挙は絶えず国政を揺るがした。七月王政下では選挙権をめぐる不満が人々を動かした。大革命からおよそ60年間,歴史の大きなうねりのなかで投票時代は鳴動し続けたのである。
フランスの選挙あるいは投票行動についての書かれた書は少ない。そのうえ,選挙制度の概略や選挙結果についての記述が主であり,立候補する者,選挙運動を行う者,投票する者といった具体的な人間の政治行動がみえてこない。本書が選挙の実態や投票行動を中心に論述するのは,過去における投票行動の意義を復権させたいと願うからにほかならない。

第1章 投票時代の黎明─フランス革命期
第2章 投票の重視,選挙の軽視─ナポレオン統治期
第3章 選挙への執着─復古王政期
第4章 改革運動と権利意識の進展─七月王政期

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