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ジャンル 政治学

カバー写真 脱社会主義への中国

シリーズ名 China Analysis4

小島朋之著

定価3,568円/本体3,398円
A5判/452ページ/ISBN4-7556-1094-X

「完全引退」したはずの中国最大の実力者であるとう小平は,1992年,年初から広東や上海など南方を視察し,改革・開放,経済発展の加速化を繰り返し指示し,加速化路線は「100年たっても揺るがない」と語り続けた。また「計画と市場はともに経済的手段であって,社会主義と資本主義を分ける基準ではない」と断言した。市場経済の積極導入など,経済改革の議論は「禁区(タブー)」を突破して急展開したが,「改革」は経済面の多元化(市場経済)にとどまり,共産党の一党独裁にふれる政治面の多元化(複数政党制)はなお「タブー」のままである。さらに,天安門事件後の国際的孤立からの脱却を最大課題とした中国外交の立て直しなど「脱社会主義への道程」はまさに紆余曲折の道程といえよう。本書は,主として中国側の公式文献の読み込みを通じて現代中国の内政と外交の両面を追跡し,「脱社会主義への道程」を理解する手掛かりを抽出する。

序 章 1990年代の中国─回顧と展望
第1章 癒し難い天安門事件の後遺症
第2章 持続する問題先送りの状況
第3章 反「和平演変」vs改革・開放

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